こんにちは!
今回は分散投資とFXについて解説します。
投資の基本は、色々な資産に分散投資をすることです。
今回はその中でも、FXについて紹介します!
分散投資とは - 資産運用における分散投資 -
資産運用では、複数の異なる種類の資産に投資することで、リスクを分散させることができます。
一つの資産だけに集中投資すると、その資産の価格変動リスクを全て被ってしまいます。例えば株式に全資産を投じた場合、株価が下落すれば資産の大部分が目減りしてしまいます。
しかし分散投資を行えば、ある資産の下落リスクを他の資産の値上がり益で相殺できるため、全体のリスクを抑制できます。このようにリスクを分散できることが、分散投資の大きな意義となります。
リスクが適切にコントロールできれば、長期的に見て大きなリターンの獲得が期待できます
分散投資の投資先としては、株式・債券、不動産、FXなどがあり、リスク資産と安全資産を組み合わせたり、国内外の資産を組み合わせたりすることで、リスクが重なる部分を最小化できます。
加えて、それぞれの資産間での値動きのタイミングにずれがあることも重要です。ある資産が下落する局面で別の資産が上昇していれば、下落リスクを相殺できるためです。
このようにリスク分散を図ることで、許容できるリスク水準の範囲内で最適なリターンを狙えるため、分散投資の目的は資産運用における大きな鍵となります。
FXの特徴と魅力
レバレッジの活用で少額から運用可能
FX(外国為替証拠金取引)は、少額の資金から運用を始められます。証券会社によっては100円からFX投資が可能です。
このように、ほかの投資先と比べても少ない資金から始められるのがFXの大きな魅力です。
高いリターン期待性
FXはレバレッジが利用できるため、例えば25倍のレバレッジを利用した場合、10万円の資金で最大250万円相当の取引ができます。
このようにレバレッジが利用できるため、他の投資商品に比べて高いリターンが期待できます。
為替レートの変動は小さいですが、レバレッジを利用することでその小さな値動きを大きな値幅に拡大できるためです。
このため、わずかな為替変動でも大きな値幅として享受できるので、高いリターンを得られる可能性があります。
初めのうちは、低倍率がおすすめです!
24時間取引できる利便性
FX市場は世界中でつながっている市場なので、24時間365日、いつでも取引ができます。
国内株式市場は日中だけの取引となりますが、FXはいつでも売買のチャンスがあります。就労時間外の夜間や休日でも、自由な時間にトレードできるのが特徴です。
このように時間的な制約がないのが株式投資にはないFXの魅力です。
社会人の方や平日は忙しい方でも、土日にゆっくり投資ができますね!
FXを分散投資に活かすポイント
運用資金の一部をFXに回す
分散投資を行う際、運用資金の一部をFXに回すことがポイントです。
FXは値動きが激しいため、全資金を投じるとリスクが高くなりすぎてしまいます。しかし、運用資金全体の10~20%程度の一部をFXに回せば、他の資産運用とのリスク分散が図れます。
FXのリターン期待は高いので、一部の資金でFXを運用することで、ポートフォリオ全体の期待リターンを引き上げることもできます。
株式などの代替的運用手段として
FXと株式などの資産は、値動きのパターンが異なる傾向にあります。そのため、FXを株式などの代替的な運用手段として活用できます。
株式相場が下落トレンドの時はFXが上昇トレンドになることも多く、その時にFXで値上がり益を狙えます。
また、FXは株式のように景気や企業業績の影響を直接受けにくいため、株式に代わる分散投資先として有効活用できます。
長期的視点とリスク管理が肝心
FXを上手く分散投資に活かすためには、長期的な視点を持ち、適切なリスク管理を行うことが何より重要です。
短期的な為替レートの振れに振り回されてはいけません。中長期的な通貨の方向性を冷静に見極め、その方向へ投資するスタンスが大切です。
また、過剰なレバレッジは使わず、適正な水準のレバレッジ倍率に抑えるなど、確実にリスク管理を徹底する必要があります。
このように、長期視点とリスク管理を心がけながら、FXを賢明に運用することが分散投資を成功させる秘訣といえます。
FX投資に適したスタイル
中長期の保有スタイル
FX投資では、中長期の保有スタイルが適しています。
短期的な値動きに振り回されるデメリットを避けるためです。具体的には数週間~数ヶ月の中期的な視点で通貨の方向性を見極め、その方向へ順張りしていく手法がベターです。
長期の大きなトレンドに乗ることで、大きな値上がり益を狙えます。一方で、短期売買は専門的な知識と経験が必要でリスクも高くなります。FX初心者は中長期スタンスで投資を心がけるのが無難でしょう。
自動売買や手動売買のやり方
自動売買と手動売買の2つのスタイルがあります。
自動売買はあらかじめ決めた売買ルールに基づき、自動的にエントリー・決済を行うもので、手間をかけずに運用できます。
手動売買は、自分で売買のタイミングを判断し手動で注文を出します。手動売買は手数料の心配がありませんが、労力がかかり失敗リスクもあります。
初心者は自動売買からスタートし、徐々に手動売買を取り入れていくのがベターでしょう。
投資に役立つFXツール
FX投資を効率的に行うために、様々なツールを活用するのがおすすめです。
為替チャートやテクニカル分析ツール、自動売買ソフト(EA)、モバイルトレーディングアプリなどがあります。
チャートツールで方向性を判断し、EAで自動売買する、あるいはアプリで手動売買を行うなど、用途に合わせてツールを使い分けましょう。
ツールの活用次第で、より高度で効率的なFX投資が可能になります。専門のツールを上手く活用することがFX投資の勝ちパターンにつながります。
まとめ
FXは分散投資において重要な役割を果たします。少額から運用でき、高いリターンが期待できます。一方で、値動きが激しいため資産の一部を運用に回し、株式などの他の資産とリスクを分散させることが重要です。
また、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で運用する必要があります。
自動売買ツールなども効果的に活用しつつ、自身の目標に合わせた投資スタイルを構築していくことが成功の秘訣といえるでしょう。