インデックス投資の魅力
こんにちは、いっさです!
今回は、資産形成の大きな味方「インデックス投資」について紹介します!
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、市場の値動きを示す指数(=インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法です。
日経平均やTOPIXなどの株価指数のことをインデックスといいます。
そのため市場に含まれる多くの銘柄で構成されるため、広範な分散投資が可能です。
本記事では、インデックス投資の基本知識とその魅力について紹介します!
インデックス投資の魅力5選
インデックス投資の魅力を一言でいうと、「初心者でもできる投資なのに、プロ並みの成績を出せる可能性が高い」ということです。
それだけ聞くと少し怪しいと感じるかもしれませんね。
もう少しポイントを絞って解説していきます。
アクティブ運用より高リターン
インデックス投資は平均的なリターンを狙う投資法です。平均的と聞くとショボい印象を受けるかもしれません。
しかし、実際にはそんなことはなく、投資の世界ではそもそも平均を上回る成績を残すのがとても難しいです。
その主な理由として、運用手数料と取引手数料の存在があります。
平均を上回る成績を目指す投資方法をアクティブ運用といいますが、この方法は運用手数料と取引手数料がかさむことでインデックス運用より高コストになりがちです。そのため、アクティブ運用はインデックス運用に勝てない傾向があります。
それを示すデータとして、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが発行している「SPIVA」スコアカードを紹介します。
SPIVAは世界中のアクティブ運用ファンドをインデックスと比較して評価しています。
本記事では、2021年末までのデータを比較しています。
下の表は、「アメリカ大型株に投資するアメリカ国内のアクティブファンド」と、アメリカの大型株の代表的なインデックスである「S&P500」を比較した結果です。
2021年末までの5年間、10年間、15年間のどの期間でもアクティブファンドの7割以上がインデックス(S&P500)に負けています。
期間 | 負けたアクティブファンドの割合 |
---|---|
5年 | 74.10% |
10年 | 83.07% |
15年 | 92.15% |
このように平均的とは言うものの、インデックス投資は非常に優良な投資法といえます。
税法上有利
通常、株取引で利益を上げた場合、その利益に対して税金がかかります。
インデックス投資の場合、運用している間は税金がかかりにくく、このデメリットを最小化できます。
なぜかというと、頻繁に売買を行わないため売却する数十年後まで課税されず、つみたてNISAやiDeCoなどの優遇税制の対象商品もあるためです。
つまり、手数料がバカ高くて課税されまくる投資法よりは有利だということです!
少額で広範囲な分散投資可能
インデックス投資は、数百円から数千円程度から世界中の株式や債券に分散投資できます。
一昔前までは、資産運用はお金持ちのためにものという印象でしたが、金融法制が整備され、様々な金融商品が誕生し普及した現代では、だれでも手軽に小額から様々な資産に投資可能になりました。
例えば、ソニーグループの株を買おうとすると1単元買うのに約110万円必要です。(2023/01/15現在)
しかし、インデックス投資では世界中の株式に数百円から投資できてしまいます。
インデックス投資は誰でもお金持ちになれる可能性を秘めている!?
専門知識に乏しくてもOK!
インデックス投資に、難しい勉強は必要ありません。
全く必要ないということではありませんが、個別株式の売買やFX、不動産投資と比べると必要な専門的知識は圧倒的に少ないです。
インデックス投資は世界中の株式市場ごと購入しているということになるため、小難しい分析は必要ありません。
ただ買うだけ!
時間を取られない
株式投資と聞くと、1日中PCの前で値動きを見なければいけないというイメージがある方もいるかもしれません。
実際、そのようなやり方で短期間で数億円といった利益を出している方もいます。しかし、あくまでそれは一部の天才トレーダーと呼ばれる方々ですし、話題になるので印象に残りやすいです。
インデックス投資はそのような投資法ではなく、時間をかけて経済成長の恩恵を受け取る投資法です。
そのため、頻繁なトレードや日々の値動きに一喜一憂するようなことはありません。
のんびり、じっくりいきましょう!
最後に
今回は、「インデックス投資」の魅力について紹介しました。
インデックス投資は、誰でも簡単に始められる投資です。
投資はやらなければ損をする、そんな時代が来ています。
自由と時間を手に入れるためにも、まずはインデックス投資から始めてみてはいかがでしょうか。